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【連載】愛犬と私のリスタート物語(ペットロス 体験談) ④人間関係に悩んでいたのはわたしが悪いからじゃなかった

更新日:5月26日





数秘術を通して人間関係とペットロスのつながりを読み解く
数秘術を通して人間関係とペットロスのつながりを読み解く






第4話|人間関係に悩んでいたのは、わたしが悪いからじゃなかった



数秘で紐解くペットロスと人間関係の真実

 

 愛犬を見送ってから1年ほど経った頃、私は自分の気持ちを整理するために、「未来で再び出会う動物達」というブログを綴り始めました。


 同じ時期に、アニマルコミュニケーションを学んだのも、愛犬ともう一度お話がしたいという想いからでした。


 アニマルコミュニケーションの練習のためにモニターさんを募集したことがキッカケとなり、「ペットロスに特化したアニマルコミュニケーターを目指そう」と思うようになりました。


 振り返ってみると、それまでの私は、自分が精神世界に関心があることにも気づいていませんでした。


 でも実は、“心の奥深くを見つめ、光をあてていく作業”が嫌いではなかったのです。

そんな自分の性質に気づけたことも、ペットロスから一歩前に進めた大きな理由のひとつでした。


 ペットロスのご相談に来られる方のお話を丁寧に聞いていくと、ご相談者様の心の奥には、こんな声がたくさんありました。


「家庭がうまくいかないまま、最期を迎えさせてしまった」


「職場に事情を言えず、満足な看取りができなかった」


「一人で抱え込んで疲れて介護もままならなかった気がする」


「家の子じゃなければ、もっと良い医療を受けられたかもしれない」


「あの子は本当に、うちに来て幸せだったのだろうか」


等・・・。



 自分や周りを責めてしまう気持ちが、さらに喪失の痛みを重くしてしまっていたのです。


 実は、私自身も同じでした。

当時は、両親やパートナーとお世辞にも良い関係とは言えず、心の中にはいつもわだかまりがありました。

 だからこそ、皆さんのお気持ちがよく分かるのです。


 アニマルコミュニケーションで私にできることは、動物さんたちの純粋な想いをそのまま伝えること。


 そのメッセージに心を軽くされる方もいれば、どこか物足りなさを感じる方もいらっしゃいました。


 「ペットロスの背景にある深い悩みの元に光をあてるセッションがしたい」

そんな想いを抱えていた頃に、私は数秘と出会いました。


 数秘を学びはじめてから、私はセッションに膨大な時間をかけるようになりました。

でも、その時間はとても有意義でやりがいを感じています。ご相談者様の人生を変えるかもしれない、大切なメッセージがその方と動物さんの数字に秘められているからです。


 自分と相手の性質、魂のリズム、人生のテーマや課題。

それらを知ることで、ほとんどの方が自然と、自己受容や他者受容が進んでいかれました。


 人間関係の悩みが、「誰かが悪い」という単純な話ではなかったこと。

魂の視点から見れば、すべてが“意味のある出会い”だったことに、気づいて頂くことが出来ました。




わが家のケース

 例えば、私は、「ルールや常識に縛られず、感じたことをすぐ行動に移す」という数字を持っています。

一方で、家族やパートナーは「現実的で、目に見える枠組みを重視する」タイプです。


そんな真逆の性質が家族として集まり、お互いに成長するために学び合うと、


「なぜ、こんなに分かり合えないの?」

「どうして、私はいつも浮いてしまうの?」


といった疑問が生じてきます。


 衝突したり、すれ違ったりするのは当然です。


 そこで、私たちの家族と愛犬の数秘を読み解くと、

私は家計のルーツを変え、主人は家族を現実面で支えるという役割を持つことが分かります。愛犬は、“私や主人の間に入って場をまとめてくれるサポーターとしてやってきたということが分かりました。

 それぞれが、自分の人生の課題に取り組むために、打ち合わせでもしたかのように巡り合ったのだと感じる事が出来ました。


 こうした数秘からの気づきが、

私がペットロスケアに数秘を取り入れるようになった理由です。


 時間をかけてじっくりと、自分と向き合い、周りの人を見つめることで、

「誰も間違っていたことなんて、何ひとつなかった」と思えるようになりました。


 そんなふうに感じられてから、私はやっと、自分を少しずつ許せるようになりました。




今、人間関係に悩んでいるあなたへ


 あなたが悩んでいるのは、あなたが悪いからじゃありません。

ただ、「相手との違い」や「バイオリズムの影響」を知らないだけ。

そこに気づくことで、関係性がやわらぎ、心が少しずつ自由になります。



 家族は、性質が違うからこそ集まり、深い学びをします。

そして、家族との関わりが拡大した社会は、家庭の投影。


 違いは悪いことじゃないし、うまくいかないのは誰かが間違ってるせいでもない。

接し方や心地よい距離感を知れば、数秘は、その人の一歩先を照らす「道しるべ」になってくれます。


 ゆっくり自分と向き合う時間を持つことで、あなたの心にも、静かな光を届けてくれることでしょう。



次回は、「愛犬との絆が、未来の私を支えてくれている」

について綴っていきたいと思います。



【お知らせ】 第6話の後半で、

「ペットロスから前を向くための3つのヒント」や 「動物さんがあなたを選んだ理由」

をお渡しさせて頂く予定です。 御興味がございましたら引き続き

連載記事をご覧頂けると嬉しいです。





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