【連載】愛犬と私のリスタート物語(ペットロス 体験談) ⑤ 愛犬との絆が、未来の私を支えてくれています
- うえの ひろみ
- 5月26日
- 読了時間: 4分
更新日:5月28日

ありがとう・・あなたのおかげで、私はまた歩きだせます。
【連載】愛犬と私のリスタート物語(ペットロス 体験談)
第5話|愛犬との絆が、未来の私を支えてくれている
見えなくなっても、一緒に生きている愛犬。
愛犬がこの世を旅立ってから、どれだけの時間が過ぎても
私の心は、今も変わらず、あの子と繋がったままです。
朝、目を覚ましたとき
一日三度の食事をいただくとき
仕事やお散歩に出かけるとき
そして眠りにつくとき
ふとした瞬間に
私はいつも様々なシーンで、愛犬の名前を呼び、こんなふうに伝えています。
「〇〇ちゃん、おはようございます。今日も家族みんなが、元気に目を覚まし、健康で豊かに、幸せな一日を過ごすことができます。ありがとうございます。」
「今日もこのごはんが私や家族の体を守ってくれて、〇〇ちゃんにも元気なパワーを送ることが出来ます、ありがとうございます。」
「お留守番の動物たちが元気でいてくれて、私も人様のお役に立つことができます。〇〇ちゃん見ていてね、行ってきます!」
「今日も地球と宇宙にしっかり繋がって、自分軸を強く太く、ブレずに自分の道を歩けました。〇〇ちゃん、今日もサポートをありがとうございます」
「今日もゆっくり身体を休めて、明日も元気に目覚めることができます。〇〇ちゃん、今日もありがとうございました。おやすみなさい、また明日ね!」
外に出れば、風が優しく頬を撫でた時や、太陽のぬくもりにあの子の存在を感じます。
目の前を横切る鳥や蝶々、道端に咲く小さな花たちにもあの子の温かいエネルギーを感じるのです。
そして私の瞳のレンズを通して、あの子も同じ景色を見ているように感じます。
あの子と一緒に歩いた道を通るとき、記憶の中にふわっと蘇る情景・・。
そのすべては、あの子がくれた“愛”の贈りものです。
今も私の中で、静かに、でも確かに、生き続けています。
年月を重ねるごとにあの子と観る景色は、外の景色だけでなく、私の人生の道も含んでいるように感じるこの頃です。
動物さんたちが見つけてくれた“人生の扉”
今、私がペットロスの内観セッションを通して誰かの悲しみに寄り添うことができるのは、人生のピンチは、人生を変える大きなチャンスという事を実感しているからです。
例えば、動物さんは出来事を通して、飼い主さんに必要な何かや進路を教えてくれることがあります。
お別れもその一つ。残された飼い主さんの魂を目覚めさせ、古い傷を癒し、未来へ続く“扉”をそっと開いてくれます。
この世界は、陰と陽、光と闇のバランスです。
自分中心だった私が、数秘に導かれ相手の痛みを感じる事が出来るようになり、母との関係が好転したように、深い闇の先には、必ず明るい未来が用意されているのです。
冬が終われば春が訪れ、朝がこない夜はないように。
姿は見えなくなっても、魂は常に未来を見つめて変化し成長しています。
人も動物もこの世では、一時的に「肉体」を借りている状態です。
出会いも別れも、魂の学びに応じて訪れ、同じような成長段階にある者同士が自然と引き寄せ合います。
旅立ちとは、魂がその学びを終え、次のステージへと進むための通過点にすぎません。
私たちが立ち止まっている間も、動物さんの魂はすでに前を向き、次なる世界へと歩みを進めています。
そこで、動物さん達の声を代弁して、次のメッセージをペットロスで苦しんでいる飼い主さんにお伝えさせていただきます。
「私たち人間も、地球での学びを終えるその日まで、動物さんに恥じないように、自らの課題と真摯に向き合い、どんな状況であっても自分らしく生き抜いていきましょう。
そして、再び学びの相手として選んでもらえるように、歩みを止めず、誇りをもってステージアップしていきましょう。」
次回は、「わたしが数秘鑑定士として届けたいこと」
について綴っていきたいと思います。
【お知らせ】 第6話の後半で、
「ペットロスから前を向くための3つのヒント」や 「動物さんがあなたを選んだ理由」
をお渡しさせて頂く予定です。 御興味がございましたら引き続き
連載記事をご覧頂けると嬉しいです。
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